西軽井沢移住 動物 テニス 自給自足にトライ

東京渋谷から移り住み、新幹線通勤、そろそろなれ始めたかな 。浅間山のふもとでクマと格闘? もっと知り合いが欲しい!

仕合せについて

5月22日(月)
コケ2号、成長してコケ1号とほぼ同じ大きさです。
1号はなつっこくて抱き上げてもおとなしくしてますが、2号はやんちゃでつかまえるのが大変。
ぴよ3号の成長もはやい。


2匹、ぴよを襲われてしまった苦い経験があり、どこまで頑丈な小屋ならよいか悩みます。しかし、いつまでも臨時の鳥カゴで飼うわけにもいかないので、小屋の設計中。
いままでは幸いメスばかりでした。ぴよ3号がもしオスだったらどうするかも悩みのタネです。こいつらを食糧として見ることはできそうもない。
でも、早朝おたけびをあげられてはたまらない。何しろ、近所迷惑(どこまで鳴き声が届くかはわからないけど)。
ニワトリと言えども、ちゃんと個性があり、庭をいじくってるとそばまで寄ってきます。
私たちを味方と認識してるのに、つかまえてさばく・・・できない!絶対できない!
だったら孵化させるなよ、という理屈もどうでしょう。産まれもせず、そのまま消えていくのが仕合せ? 生まれるというのも、ものすごく希少な確率・・・長くても短くても、やっぱり幸運ではないかな。
だから納得して食糧になって人間に貢献しろよ、というわけにもいかず・・・。


登山家の植村直己さんと番組打ち合わせでお会いしたことがあります。
奥さんと一緒に。
それから1年もたたずに、1984年、マッキンリーで行方不明、まだマッキンリーのどこかに埋もれていると思います。
冒険家の苦悩に満ちた人生、どこか追い詰められたような生き方が伝わってきました。
穏やかで、弱々しくも見える方でした。
奥さんのなにもかも諦めたような姿にも・・・・。生命をかけて、それでもお金もなく、理解できないけど、言葉になりません。


池田満寿夫さんにも、佐藤さんといっしょにお会いしたことがあり、私がドジった経験もあいまって印象深い方たちでした。佐藤陽子さんも素敵な方でした。簡単には話せませんが、ドラマチックな人生ですよね。植村直己さんと共通する何かがあります。
池田満寿夫さんは、1997年にお亡くなりになりました。(熱海の自宅で愛犬に飛びつかれ転倒したのが原因で)籍には入れなかったとしても素晴らしいおしどり夫婦、なかよく並んで顔を見合わせて笑っていたおふたり・・・、思い出すと涙が出そう。


仕合せな人生とは何か・・・考えさせられます。
何かを成し遂げたり、有名になり多くの人に感銘を与えたり、それは素晴らしいことには違いありません。しかし、それがその人の仕合せに直結するとも限りません。
テレビ業界のはしっこに居たことで、多くのすばらしい業績の方とお話することができ(ほとんどは聞いてただけですが)、一瞬の光のために、苦悩に満ちた生き方で終わる方が多いことも知りました。
せつないですね。

×

非ログインユーザーとして返信する