西軽井沢移住 動物 テニス 自給自足にトライ

東京渋谷から移り住み、新幹線通勤、そろそろなれ始めたかな 。浅間山のふもとでクマと格闘? もっと知り合いが欲しい!

「little forest(リトルフォーレスト)」

6月2日(金) 晴れ
夜中に激しい雷雨!
家が揺れて、すさまじいことになってるようで、悪夢をさまよいました。
雷のすごい音・・・都会と違って、無音の環境でのことだからか、地獄かと思ったくらい。
まだ、様々問題が解決できていないので、心地よい睡眠が得られません。
4時には目が覚めて、広いリビングでドラマの録画を見ます。「やすらぎの郷」、なんか力づけられるヒントをくれないかと期待しつつも、遠い世界のお話。


「little forest(リトルフォーレスト)」2014-5年の映画を繰り返し見ています。
来客時にも流してます。
『夏』『秋』『冬』『春』の4部作。
淡々と、ひとり自給自足する女性の生活が描かれます。
ちょっと人気の出てきた松岡茉優も出てます。主演はあまちゃんの橋本愛。
農作物が重要なので、スタッフは1年舞台となる岩手県に住みこんだらしい。
料理のシーンは秀逸。きちんと描かれている。
私は、気持ちがざわざわした時に、この映画をぼんやり見る。
御代田にきて、一番繰り返し見た映画だ。
「カルテット」「問題のあるレストラン」も見るが、「little forest」が一番勇気づけてくれる。
漫画が原作。


エッセイのような映画で、農作や料理、人々との触れ合いが、きめ細かく描かれ、現実から逃れるために田舎に帰って来たいち子の心情が伝わってきます。最後は、それに気づいたいち子が再度都会にもどり、婿を連れて「小森」に帰ってきてたくましく生きてゆく一生を余韻をもって予感させます。
ドラマチックなシーンはありませんが、「結婚」「生活」「生きること」の難しさも、じわじわと理解させられました。


私のまわりに、「社会」に出てゆこうとしない知人が何人もいます。
学生から就職のプロセスで失敗、あるいは、就職したが挫折した、さらには自分のわがままを押し通そうとして非現実の中でもがいたり他人を利用して生きている人・・・・。
メンヘルにかかった人も少なくありません。
彼ら(彼女ら)とのコミュニケーションはとても難しく、批判されることに敏感で、すぐに心を閉ざします。女性の場合は「結婚」が最後の非難所となりますが、挫折感を持った女性の場合の「結婚」はもろはの刃となります。挫折の原因をつぶさないままの結婚は、結婚の挫折も招き入れます。だれもが過去をオールクリアできて、新しい生活ができたらうまくいきそうな願望をいだくものです。
しかし、ドラマのエンディングのようには行くものではありません。逃避は逃避にすぎないのです。
夢を持つ、チェンジ・・・自信を失った人たちが試みる逃避行動かもしれませんし。
そういう弱い人につけこむ誘惑もあります。(ギャンブルや宗教など) 平和に生き抜くのは本当に大変です。

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