ＮＨＫに出入りしていたころ、まだ21歳くらいですから、かなりミーハー、有名人がめずらしくて仕方ありませんでした。
時々、大河ドラマの撮影スタジオの前をふらふら、大物役者さんがその他大勢に混じって長椅子で時間待ちしてました。
たまたま中村雅俊さんがいて、まだすごく若くて、学生時代の話とかしてました。ナンパの仕方とか（笑）。女性好きなんでしょうか。
中村雅俊さんとは、ゴルフ練習場でも隣り合わせになったこともあります。ひとりでもくもくと練習してました。
中村雅俊さんのエピソード、ちょっとヤバいことも知ってます。内容・・・言えない言えない。
101スタジオもよく行きました。「ステージ101」という音楽番組があった時代かな。
とても大きなスタジオです。人気歌手さんと並んでモニターを見たり。妙な錯覚に酔いしれてました。

ＮＨＫ教育放送の番組ロケで、志賀高原の山頂に行ったこともあります。
最近遭遇した「カルテット」のロケや、歌舞伎町の映画ロケと比較すると、全然小じんまり人数、のんびりしたものです。
ろくにバイトもしたことなかったので、いきなり「仕事現場」に入って、とてもあたふたしました。若かったけど、あごで使われるとかはなく、好きにやってよいよと言う感じで、もうちょっと厳しくされたらよかったかもと、今は思います。

その後もそうですが、私のキャラクターですかね、どんな修羅場の現場でも、怒鳴られた経験はありません。未熟者であったことは確か。得な部分かもしれません（損な部分ももちろんいっぱいあります）

映画であれ、演劇であれ、ＴＶ番組であれ、コンサートであれ、たくさんのスタッフキャストで何かを成し遂げるのは、ものすごく楽しいことです。
中学の頃、学園祭の演劇でシェークスピアをやって、それからアマバンドでコンサートをやったりして、そういう魅力に取りつかれてしまった！
今でも、「現場」をみるとそわそわしてしまいます。